「こんなこと、他人に言っても…」と思っていることを話してみる
自分の弱みだと感じていることを、他人に話したことはありますか?
「こんなこと話したら、どう思われるだろう…」と不安になってしまい、心の中にしまい込んでいませんか?
自分でそんな風に思っていることを思い切って話すことで、他人との距離が縮まることがあります。
自分の話をすることは、他人と関係を築くチャンス
自分で自分の話をしないと、なかなか他人に自分のことをわかってもらえません。
自分では弱みだと思っている部分も、他人に話すと意外と共感してもらえたり、親近感が生まれたりすることがあります。
「こんなこと、他人に言っても…」は自分の思い込みです。
話した時にどんな反応が返ってくるかは、人それぞれです。
話していれば他人と関係を築くチャンスだったかもしれないのに、もったいないです。
話してみないとわからない
例えば偏頭痛持ちの人が、仕事中に頭痛がひどくなってしまったけれど、他人に「頭が痛い」なんて言えない、と思っていたとします。
その人は、頭痛で仕事ができないことが「弱さ」だと感じています。
頭痛がひどいので、表情は暗く、ピリピリした空気を漂わせながら仕事をしています。
この時、
①何も言わないでいると、周りの人たちは
- 理由がわからないので、「あの人、機嫌悪いのかな…?」と思うかもしれません
- 「何だか話しかけづらいから、そっとしておこう…」と思うかもしれません
②「あ~、頭痛い。雨の日は頭が痛くなりやすいんだよね」と言うと、周りの人たちは
- 「大丈夫?何か手伝おうか?」と援助してくれるかもしれません
- 「私も偏頭痛持ちなんだ。ツラいよね。薬持ってる?」と共感してくれるかもしれません
どちらを選ぶかで、周りの人とのやりとりは変わってきます。
人によっては、「暗闇が怖い」、「小説や映画を見ると、感情移入してすぐ泣いてしまう」など、他人に話せていない弱みは様々あると思います。
そうしたことを話してみると、意外な道が拓けるかもしれません。
下記の本では、自分の弱さを認める勇気が必要と書いてあるので、こちらも参考にしてみてください。
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まとめ
「こんなこと他人に話しても…」と自分が思うようなことでも、
まずは思い切って話してみる
やってみると、徐々に慣れてくると思います。
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