体調がいい日に、障害者手帳を活用して、外出してみませんか？
自分がどこへ行きたいと思うのか、何に興味があるのか、実際に行ってみて、どんなことを感じたのかなど、自分を知る手掛かりになると思います。
障害者手帳を提示することで、入館料が無料になる施設があります。
その中の1つ、刀剣博物館へ行ってきました。
刀剣博物館について
都営地下鉄大江戸線の両国駅・A1出口から徒歩5分程度、JR両国駅・西口から徒歩7分程度の所にあります。
以前は代々木にありましたが、2018年に移転してきたそうです。館内は築浅で綺麗な建物でした。
展示室は1つです。
刀剣博物館の障害者割引について
公式サイトの「ご利用案内 入館料金・開館情報」の欄には、
障がい者とその介護者１名は無料です。障がい者手帳等をご提示ください。
刀剣博物館 ご利用案内 入館料金・開館情報 より引用
と記載があります。
手帳を提示するタイミングは、入ってすぐの受付でした。そこで観覧券を発行してもらい、3階の展示室入口で係員さんに渡して入室します。
展示室に入る前の左側に、コインリターン式（100円硬貨を入れて鍵を施錠し、開錠するときに100円が返却される）のロッカーがありました。展示室へ入る前に、ロッカーに荷物を預けて見るのもおすすめです。
展覧会について
館蔵品・寄託品展が開催されていました。
私は「刀剣乱舞ONLINE」という、擬人化された刀剣を育成しながら敵を倒すゲームをやっているのですが、今回はゲームに登場する刀剣が展示されているとのことで、行ってみました。
展示室内は、撮影可能なものと、不可のものがありました。展示されていた「太鼓鐘貞宗」はゲームに登場する刀剣でしたが、そちらは撮影不可になっていました。
疲れた時の休憩場所
展示室内に小さな着席スペースがありました。館内は1階にカフェ、3階に屋上庭園があります。
また、旧安田庭園の敷地内にあるので、庭園のベンチで休むのもおすすめです。
旧安田庭園
旧安田庭園は誰でも無料で利用できる庭園です。この敷地内に、刀剣博物館が建っています。
この庭園は、江戸時代の大名・本庄因幡守宗資が、元禄時代に築造したと伝えられています。明治時代になってから、旧備前岡山藩主であった池田章政邸を経て、安田善次郎の所有となったため、旧安田庭園と名付けられました。以前は隅田川の水を引き込み、干満を利用して、眺めの変化を楽しむ潮入回遊庭園だったそうです。
庭園は大正時代に東京へ寄贈されましたが、関東大震災や隅田川の水質汚染などの影響で、庭園の面影がほどんとなくなってしまった時期もありました。しかし、墨田区が植栽整備や泉水の循環装置の導入などの全面改修工事を行い、今の庭園が出来上がりました。現在は隅田川からの水門は閉じられ、庭園の地下に作られた貯水槽と池の水を、ポンプで循環しているそうです。
私が行った平日の日中は、外国人観光客の人たちが写真を撮っていたり、保育園児さんたちがお散歩をしていたり、地元の人たちがベンチに座っていたりと、思い思いに過ごしていました。私は写真を撮りつつ、庭園内をぐるっと一周しましたが、ホッと落ち着く空間でした。博物館と併せて行ってみてください。また、すぐ側には、東京都復興記念館がある横綱町公園もあります。
お出かけする時におすすめのガイドブック
私はこの本を見ながら、どこへお出かけしようか考えています。エリアごとに散歩コースが提案されていて、所要時間や距離も載っているので、行く時の参考になります。また、各所の休館日や営業時間の確認などもできるので、便利です。
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