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恐れ・回避型愛着スタイルの特徴


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愛着障害

恐れ・回避型愛着スタイルの特徴を9つ見ていきます。

どの程度当てはまるかは、人それぞれ異なると思います。

回避型と不安型、両方の愛着スタイルが混在している

恐れ・回避型愛着スタイルのベースは、混乱型の愛着パターン(「子供の愛着パターン4分類」の混乱型を参照)です。

幼少期に、大人からの応答が不安定な上に、予測不能(優しくする時もあれば、叩く時もあるなど)な環境で育つと、子供も言動に一貫性がない大人に成長します。

そのため、時に回避型の傾向(「回避型愛着スタイルの特徴」参照)が見られる時もあれば、不安型(「不安型愛着スタイルの特徴」参照)の傾向が強い時もあります。

加えて、大人が危機基地(「脱愛着と危機基地」参照)となり、子供を傷つけたり振り回したりした結果、幼少期の傷ついた体験を引きずり続けている、未解決型の人もいます。

未解決型とは、傷口が今もふさがっておらず、些細なきっかけで不安定な状態がぶり返し、混乱型の愛着パターンに戻りやすい傾向のことです。

親密な関係を避けようとするが、親密になると依存しようとする

最初のうちは、回避型の傾向でよそよそしかったり、打ち解けなかったりしますが、距離が縮まってくると、今度は不安型の傾向で相手にべったり依存しようとします。

不安型のように、相手を求めたら応えてもらえる関係を強く求めますが、相手が急速な変化についていけず、離れてしまうと、裏切られたと感じて傷つきます。

人の顔色を伺う

幼少期に、大人の予測不能な言動に振り回された結果、相手の顔色を伺う癖が身に付いています。

いつ優しくされるのか、いつひどい目に遭わされるのかなど、現状を常々確認することが、生存戦略だったのです。

幼い子供は1人では生きていけず、生きていくためにはどんなひどい大人でも縋らなければいけなかったため、人の反応に敏感です。

大人になってもそうした傾向は引き継がれ、目の前の相手が自分にとって安全な人なのか、嫌われていないかなどを、見分けようとします。

自己開示(自分の気持ちや意見を話すこと)が苦手

大人からやりたいことはやらせてもらえず、やりたくないことはやらされる状況が続くと、子供は自分から動くことに消極的になってしまいます。

それが、成長しても自己開示に歯止めをかけてしまい、

  • 「どうせ自分が言っても…」などの回避型傾向
  • 「こんなこと言ったらどう思われるかな…」などの不安型傾向

こうした要素が混在しています。

自分の欲求や感情を抑える

幼少期に、養育者が支配的だった、または虐待をされたなどの環境で育つと、

  • 自分の意見を言っても聞いてもらえない
  • 泣いたらもっと殴られる

など、自分の欲求や感情を抑えることが生存戦略となる場合があります。

これが、大人になっても続いている場合があり、他の人から感情が読み取りづらい面があります。

人に頼りたい気持ちはあるが、うまく頼れない

回避型のように1人でも大丈夫というわけではないけれど、不安型のように甘えることもできず、内心では葛藤が続いています。

これは、

  • 幼少期の混乱型を育んだ環境
  • 学校で友人だと思っていた人たちから仲間外れにされた
  • 職場で同僚から嫌がらせを受けた

など、人から傷つけられた経験で、人を信じることが不安になり、頼りづらくなっているのです。

加えて、自己開示が苦手であるため、自分の欲求を明確に相手に伝えることが難しい面もあります。

かといって、不安型のように相手を攻撃しても、相手にわかってもらえず、それで相手が離れると、そのことに傷ついてしまいます。

そのため、人と関わると、また嫌な思いをするのではないかという不安や恐怖に駆られ、人と親密になることを避ける回避型の傾向が出てくる…という、悪循環になってしまいます。

他者に対する共感や思いやりに欠ける

共感的な応答に欠ける環境で育った影響で、相手に共感することは難しく、思いやることも苦手です。

ただ、相手の顔色を見ながら育った結果、「こう言えば相手は満足するかも」といった、演技性のある言動ができる場合もあります。

ストレスに弱い

自分1人ではどうすることもできないが、かといって人を頼ることもできないため、ストレスに弱い傾向があります。

回避型の傾向が強く出れば、引きこもりなど、人との関わりを避ける行動に出るかもしれません。

不安型の傾向が強く出れば、自分本位の考え方で相手と口論になるかもしれません。

そして、身体症状が強く出る場合があります。

これは、体から助けを求めるサインが出ている状態なのです。

それをないがしろにしてしまうと、うつ病などの疾患を招く原因になります。

自分の欲求を素直に言葉にすることが難しい

養育者の無秩序な言動に振り回された結果、「この場面では何を言うのが正解だろう?」といった、自分が一番傷つかない方向を模索してしまい、自分の欲求を素直に言葉にすることが難しい傾向があります。

これは、自分の欲求を伝えても応えてもらえないどころか、傷つく経験が積み重なった結果です。

本人も、聞かれても自分の中からうまく言葉が出てこない状態になっている場合があります。

参考文献

2冊あります↓

マンガの方が読みやすい方はこちら↓

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