人を大事にするには、まずは家族から
子供の頃、家族はどんな姿をあなたに見せていましたか?
自分の意見を一方的に言う姿でしょうか?
家族の言うことは聞かない姿でしょうか?
それとも、
「それは△だったね」と共感する姿でしょうか?
「〇〇はどうしたい?」と対話を大事にする姿でしょうか?
子供の頃に見た、人との接し方は、その人の基盤となり、そのまま人間関係の築き方に反映されて成長します。
家庭で見た、人との関わり方は、その後の人間関係の築き方を左右する
家族を大事にしていない家庭で育った人は、自分が外で他人と関わる時、大事にすることは難しいです。
上辺だけ、外面だけになる可能性があります。
もしくは、他人の時は大事にすることができたとしても、大人になって自分が家族を築いた時、知らず知らずのうちに生まれ育った家庭のやりとりと同じことをしてしまいます。
そのやり方がよくないものでも、その人にとっては馴染みのあるものだからです。
時々、付き合っている時はよかったのに、結婚してから人が変わった、とパートナーのことを話す人がいます。
それはなぜかというと、結婚前の、他人のうちは家族ではない関係性の築き方で過ごしていたところを、結婚して家族になった途端、自分の生まれ育った家庭のやりかたにパートナーを当てはめてしまうのです。
パートナーは、結婚してから相手が変わったと思いますが、相手からすると、逆なのです。
他人だと思って築いていた関係性を、家族になったので本来の素の関係性に直したようなものなのです。
こうして、家族を大事にしていない姿を見て育った子供が、大人になって結婚して、また自分と同じ家庭のように…と、負の関係性の連鎖を続けていくことになってしまうのです。
家族は人生の基盤です。まずは基盤から大事にしていきましょう。
家族を大事にする練習
家族との関わり方の、NG例とOK例を挙げてみました。
NG例
- ケンカをする(身体的、口論など)
- 相手のことを否定する(モラルハラスメントなど)
OK例
- 毎日家族に挨拶をする
- 「自分はこうされたら嬉しい」と思うことを家族にしてみる
- 家族の意見を聞いてみる
- 一緒に家事をする
- 家族の話に共感する
- 家族と過ごす時間を意識的に増やす
- 家族にプレゼントをしてみる
家族を大事にするポイントとしては、相手を気遣っていることや、一緒に笑顔になれることです。
参考にしてみてください。
まとめ
人との関係性の築き方をよりよいものにしていくために、
子供には家族を大事にする姿を見せる
よい循環を生み出していきましょう。
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