行動した後にいいことがあることを伝えて、子供の行動を促す
子供にしてほしいことがある時、こちらの伝えたことを聞いてもらえず、イライラした経験はありませんか?
そして、つい「言うこと聞かないと〇〇するよ!」、「だったら△してあげないよ!」などと、衝動的に発言してしまいませんか?
これでは、親も子供も気分が悪くなってしまいます。
このような時は、子供への伝え方を考え直してみましょう。
同じ内容でも、後でどんないいことがあるかを意識して伝えるだけで、子供の行動が変わってきます。
伝え方次第で、子供の行動は変わる
伝え方は、大事です。
なぜなら、子供に何か行動してほしいことがある時、伝え方次第で、行動を促したり、妨げたりすることになるからです。
言われた通りにしないと後で嫌なことが起きるという言われ方だと、行動自体する気が失せてしまいます。
ポイントは、行動した後のいいことを、先に子供に伝えることです。
大人であれば、「今日の仕事を頑張ったら、ご褒美にケーキを買って帰ろう」など、自分が何か頑張った後、自分でご褒美を上げるのと同じ要領です。
子供への伝え方、NG例とOK例
例えば、
①子供におもちゃを片付けてほしい時は、
- NG例:「早くおもちゃを片付けなさい!でないと捨てちゃうよ!」
- OK例:「おもちゃを片付けたら、おやつを食べよう」
NG例は、おもちゃを片付けなかった場合、後で嫌なことが起こる伝え方です。
対して、OK例は、おもちゃを片付けたら、後でいいことが待っている伝え方です。
②子供がごはんを食べるのに時間がかかる時は、
- NG例:「早く食べちゃいなさい!〇時になったら片付けるよ!」
- OK例:「〇時までに食べ終わったら、△して遊ぼうね」
NG例は、まだ食べたくても〇時になったら強制的に食事が終わりになってしまうという、後で嫌なことが起こる伝え方です。
OK例は、〇時までに食べ終わったら、後で遊べるという、いいことが待っている伝え方です。
あなたなら、どちらの伝え方なら行動したいと思いますか?
まとめ
子供に何かしてほしい時の伝え方は、
- こちらが伝えた行動をしてくれたら、そのあと子供にとってどんないいことが待っているかを先に伝える
これを意識してみてください。
コメント