過去(特に子供の頃)に傷ついた経験を振り返ることで、現在を生きやすくする
あなたは子供の頃、どんなことで傷ついたか覚えていますか?
親から言われた心ない一言、友達から受けた悲しい言葉…何か思い当たるものはあるでしょうか?
過去(特に子供の頃)に傷ついた経験を振り返り、それが現在にどんな影響を与えているかを意識できるようになると、生きづらさが少し和らぐかもしれません。
日常生活で、心の中の「イヤ~なもの」を刺激してくる正体は、「過去の自分」
日常生活で人と関わっている時、急に相手の言動にイラっとしたり、モヤモヤしたりした経験はありませんか?
そうなった場合、必ず理由があります。目の前の出来事の「背景」ですね。
その「背景」に関わってくるのが、今まで生きてきた過去の出来事、とりわけ子供時代の経験に基づいていることがあります。
傷ついた経験を振り返る
例えば、
①子供の頃、お母さんに宿題をしなさいと言われた。
②自分はおもちゃで遊びたいので、「あとで」と答えた。
③お母さんから「何言ってんの!早く宿題しなさい!」と言われた。
④おもちゃで遊ぶのをやめて、イヤイヤ宿題を始めた。
そんな出来事があったとします。
この経験から学んだことは、自分の意見を伝えても聞いてもらえない、です。
この経験が、日常生活で他の人に意見を伝えて受け入れられなかった時、自分では意識していない子供の頃の傷つきを掘り起こされることになり、心の中に「イヤ~なもの」が発生してしまうわけです。
そして、目の前の相手によくない感情を抱いてしまうきっかけとなってしまいます。
しかし、この仕組みを意識できるようになると、「イヤな気持ちになるのは、他人ではなく自分のせい」ということに気が付くことができるようになります。
自分の感情の変化を、他人軸ではなく自分軸で捉えられるようになってくると、日々の出来事に対する見方、受け止め方が変わってきます。
まとめ
日常生活で「イヤ~な気持ち」になった時は、過去の、とりわけ子供時代に似たような出来事で傷ついたことがないか探ってみる。
嫌な気持ちになった時は、自分の過去を振り返る時間を作ることで、かたくなになった心を解きほぐす糸口が見えてくると思います。
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