障害者手帳を使ってお出かけ~上野・国立科学博物館~

精神障害

体調がいい日に、障害者手帳を活用して、外出してみませんか?

自分がどこへ行きたいと思うのか、何に興味があるのか、実際に行ってみて、どんなことを感じたのかなど、自分を知る手掛かりになると思います。

障害者手帳を提示することで、入館料が無料になる施設があります。

その中の1つ、国立科学博物館へ行ってきました。

国立科学博物館について

国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
国立科学博物館(National Museum of Nature and Science,Tokyo)の公式サイトです。利用案内、イベント案内、展示案内、バーチャル・ミュージアム等いろいろな情報をご覧いただけます。

JR上野駅・公園口から徒歩5分です。

国立科学博物館の障害者割引について

アクセス・利用案内・入館料の欄には、

次の方々は無料で入館いただけます。ただし、特別展はその都度異なりますのでお問い合わせください。

障害者の方(個人):※障害者の方、原子爆弾被爆者の方、戦傷病者の方及びそれらの方々1名につき、介護者1名は無料となります。入館の際に下記のいずれかの証明書(1)をご提示ください。

(1)証明書・・・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳アプリ可)、障害者福祉サービス受給者証、自立支援医療受給者証、通所(入所)受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、被爆者手帳、戦傷病者手帳

国立科学博物館 アクセス・利用案内 入館料 より引用

と記載があります。特別展に関しては、その都度ご確認ください。

特別展について

現在は「毒」が開催中です。世界中の毒が展示されていました。

特別展「毒」 <オフィシャルHP>
人間を含む生物に害を与える物質「毒」。本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する「毒」について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学と多角的な視点から、各研究部門のスペシャリスト9名が徹底的に掘り下げ、国立科学博物館ならではの貴重な標本資料を用いて解説します。また「毒」と共に進化...

この特別展は障害者手帳の提示で入場料は無料になりますが、日時指定予約(無料)は必要になるので、ご注意ください。

同展のために3Dプリントで作成された、実物比約30倍のハブ、40倍のオオスズメバチは迫力がありました。

シュミット指数

私が見ていて笑ってしまったのが、シュミット指数です。ジャスティン・シュミット博士が、どのハチに刺されるのが一番痛いのか、自ら実験台となって刺されて痛みを数値化し、比較可能にしたものです。この研究は2015年に、「人々を笑わせ考えさせた研究」に対して贈られる、イグ・ノーベル賞を受賞しています。

日常生活の中にも、毒は至ることにあることがわかるイラスト。

この他にも、毒を出す生き物や植物、毒の化学兵器など、様々な毒が展示されていて、刺激的な特別展でした。

疲れた時の休憩場所や、近隣のスポット

博物館内に、複数の休憩スペースがあります。

  • 地球館中2階:レストラン「ムーセイオン」(特別展「毒」記念メニューを提供中)
  • 日本館地下1階ラウンジ内:カフェ 「くじらカフェ」
  • 地球館屋上:ハーブガーデン、スカイデッキ(天候不良時は閉鎖)

お出かけする時におすすめのガイドブック

私はこの本を見ながら、どこへお出かけしようか考えています。エリアごとに散歩コースが提案されていて、所要時間や距離も載っているので、行く時の参考になります。また、各所の休館日や営業時間の確認などもできるので、便利です。

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