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自分を視覚化~自己認識マップのすすめ~


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転職活動(障害者雇用)

就職したいと考えた時、色んな会社、色んな業種、色んな職種があって、何から手を付ければいいのか悩みますよね。

私は今回初めて、精神障害者雇用のオープン就労を考えていて、関連書籍を読んでいるところです。その中で、下記の本に、

当事者の方は、障害をオープンにするにせよクローズにするにせよ、就職するに先立ってまずご自分の特手不得手を冷静に把握して、どうすれば自分の力を最大限に発揮できるか作戦を立てていただきたいと思います。

八木亜紀子編集 ボーン・クロイド、又村あおい著 「9つの事例でわかる 精神障害・発達障害のある人が活躍する職場のつくりかた」 P.17 より引用

と記載があったため、自分の得意なことや不得意なことなどを、視覚化してみることにしました。

自分を視覚化する縦軸と横軸を決める

①土台を準備する

パソコンならWord、Excel、PowerPointなど、手書きなら紙を1枚用意する

私はPowerPointで作ってみましたが、手書きの場合は、A4サイズの紙を1枚用意してください。

②縦軸と横軸を決める

得意、不得意、好き、嫌いなど、自分が視覚化したい軸を決める

私は、得意・不得意の軸は入れたいなと思いました。さらに、得意でも好きではない分野もあるため、好き・嫌いの軸も入れてみることにしました。

人によっては、簡単・難しい、やりたい・やりたくないなどの軸も使えると思います。

自分を視覚化することで、他人に自分を理解してもらいやすくなる

自己認識マップを作る意味としては、自分の傾向を把握することができると同時に、他人に相談した時にも、自分の事を理解してもらいやすくなるというメリットがあります。

私は今後、障害者雇用を支援してくれる機関を利用します。その時に、こうしたマップがあれば、初対面の人にも自分のことが伝わりやすくなり、話がスムーズに進みます。

また、PowerPointを使って資料が作れるという、自分のスキルを見てもらうこともできます。

支援機関について、詳しくはこちら↓

1人で苦しい時は、社会資源を活用してみる~精神障害者編~
精神障害を抱えていて、心身共に不安定…。そのような状態では、1人で頑張るのは難しいですよね。今回は、精神障害者が利用できる社会資源を生活面~就職面まで調べてみました。自分が今より少しでも過ごしやすくなったり、できることが増えたり、サポートしてくれる人が増やせるといいなと思います。

自己認識マップの作成例

私は2つ作ってみました。①業務編、②環境編です。

作成する時は、次の3ステップで作りました。

  1. 縦軸と横軸を決める(私の場合は、得意・不得意、好き・嫌い)
  2. 今までの職歴と業務内容を振り返って、得意だったこと、不得意だったこと、好きだと感じたこと、嫌いだと感じたことを書き出す(就労経験のない方は、日常生活を過ごしてきた中で振り返ってみてください)
  3. マップに当てはめていく

業務編の作成例

私は今まで接客の仕事が多かったので、接客は得意な分野に入ります。しかし、好きかというとそうでもないので、嫌い寄りのエリアに入れました。

また、電話対応の業務経験があり、受け答えはしっかりできるのですが、嫌いな分野なので、得意だけれど嫌いなエリアに入れました。

環境編の作成例

次に、環境編です。業務内容と同時に、就労の安定を左右するのが職場環境です。私は感覚が過敏で、聴覚、肌感覚が刺激されない職場を好むため、下記のようなマップが出来上がりました。

自分で考えながらやってみると、整理されてくるので、是非やってみてください。

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