子供のできていない部分ばかり取り上げない
日々、子供と過ごしていて、子供のできている部分を意識して伝えていますか?
「〇〇ができてない」など、できていない部分ばかり伝えていませんか?
できていない部分よりも、できている部分に意識を向けて伝えることで、子供の自己肯定感を育ててあげてください。
できていない部分ばかり伝えられると、子供の自己肯定感が育たない
子供ができている部分は何も言われず、できていない部分ばかり言われると、「自分はあれもできない…これもできない…」と自信を持てなくなり、自己肯定感が育たなくなってしまいます。
自己肯定感が低いと、失敗を避けるようになったり、新しいことに挑戦することを恐れるようになったりと、子供の成長によくない影響を与える可能性が高まります。
また、「大人の話は聞きたくない」と思わせてしまい、何か言っても聞いてくれないといった悪循環に陥る可能性も想定されます。
子供ができていることを意識して伝える練習
例えば、子供が着替えた時、ボタンの3番目からずれていたとします。
- NG例:ボタンがずれてる!
- OK例:2番目のボタンまで、上手にできたね。
NG例は、できていない部分を意識させる伝え方です。
OK例は、できている部分を意識させる伝え方です。
ポイントは、できていない部分の直前で区切り、その前までのできている部分を言葉にして伝えることです。
この後、「3番目のボタンから直そうね」と言われた時、どちらがすんなり行動しようと思える言い方でしょうか?
まとめ
子供と接する時は、
- 子供ができている部分を意識して伝える
- できていない部分ばかり取り上げない
- できていない部分の直前で区切り、その前までのできている部分を言葉にして伝える
これができると、親子共に笑顔で過ごせると思います。
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