HSPの私が一人暮らしを始めてから、1年以上が経ちました。そこで、今回は感覚の面でどのような変化があったのか、お伝えします。
実家に居た時とあまり変わらないこと
聴覚的なこと
隣人の室外機の音が気になります。しかし、実家でも隣室の室外機の音は気になっていたので、あまり変わりません。
隣人や階下の、ドアの開閉音が気になります。音だけではなく、振動も伝わってきます。たまに深夜に帰宅する人もいて、その時ドアの開閉音で目が覚めてしまうことがあります。しかし、実家でも家族が同じことをしていたので、あまり変わりません。
私が住んでいるのは単身者限定住居のため、誰かが遊びに来ると、話し声で「誰か遊びに来てるな」とわかります。たまに深夜まで話している時があるので、その時は少し困りますが、数か月に1回くらいの頻度です。話し声が気になって、どうしても眠れない時は、耳栓をして眠ります。
私が使っている耳栓はこちら↓
嗅覚的なこと
キッチンの換気扇のせいなのか、たまにタバコの匂いがしたり、食べ物の匂いがしたりすることがあります。しかし、数か月に1回程度なので、許容範囲内です。実家でも、タバコを吸う家族や、匂いの強い食べ物を好む家族がいたので、あまり変わりません。
視覚的なこと
郵便ポストの下に、たまに投げ込みチラシが落ちたまま放置されていることがあります。しかし、定期的に管理会社の清掃が入るので、そこでリセットされます。実家でも、自室以外の共用スペースは家族の物が色々と置かれて散らかっていたので、あまり変わりません。
実家に居た時の方がよかったこと
聴覚的に気になること
実家より車の交通量が多い場所へ引っ越したので、救急車のサイレンの音や、車のクラクションの音、バイクの音などが以前より気になるようになりました。
味覚的に気になること
実家に居る時よりも、家で食べる物が固定化されました。一人暮らしだと食材の減り方が全く違うので、つい、決まったものばかり買ってしまいます。たまに、和定食屋さんへ行ったり、スーパーやコンビニでお惣菜を買うなどしています。
これは、私が偏食で日々同じものを食べていても大丈夫な人であるせいもあります。
料理が好きな人、食べることが好きな人は、当てはまらないかもしれません。
一人暮らしの方が過ごしやすくなったこと
聴覚的な刺激が減った
実家では、家族がお笑い番組やスポーツ番組を見ていて、突然大きな声を出すことに困っていました。そうした聴覚的な刺激がなくなったのが嬉しいです。また、実家では家族宛ての宅急便が急に来ると驚いていましたが、一人暮らしの今は、いつ、何が届くのかが前もってわかるので、急な来訪に驚くことが減りました。
嗅覚的な刺激が減った
私は、セロリやキムチ、納豆などの匂いが苦手です。しかし、家族はこれらの食べ物が好きで食べていたので、そういった時はなるべく近づかないようにしていました。しかし、一人暮らしは苦手な匂いにさらされることがないので、過ごしやすいです。
視覚的な刺激が減った
実家では、共用スペースの散らかりが気になっていました。玄関は家族の靴でごちゃごちゃしていたり、リビングは洗濯後の家族の服がいつまでも置いてあったりなど、視覚的に落ち着かないことが多かったです。しかし、一人暮らしは自分で整理整頓をすれば整っているので、視覚刺激がだいぶ減りました。
実家は戸建ての一軒家で、1年を通して様々な生き物(クモや飛ぶ虫など)がいました。しかし、一人暮らしを始めてからは、たまーに、小さな虫を見かける程度です。そのおかげで、刺激がかなり減りました。
感覚的な刺激は、住居の選び方次第で減らすことができる
私は色々なことを考えて住居を選んだため、住み始めて1年以上経っても、大きな困りはありません。
むしろ、実家で暮らしていた時に困っていた感覚刺激が減って、過ごしやすくなりました。
HSPの人は、周囲の環境に過ごしやすさが左右されるため、一人暮らしを始める際は、色々な点から比較検討することをおすすめします。
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