就職者実績多数!就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)は、2022年12月現在で66事業所を展開しています。
私は見学&体験通所をしてみたので、事業所の様子をご紹介します。
特徴
障がい者の就職を支援する就労移行支援事業所 Cocorport(旧社名:Melk)では、3つの特徴があります。
- 就労移行支援事業所→Office(オフィス)
- 支援者をStaff(スタッフ)、利用者をTrainee(トレイニー)と呼ぶ
- 訓練時間に行われる講座→プログラムと呼ぶ
見学や体験に行った時、利用者さんのことをトレイニーさんと呼ぶのが印象的でした。
見学
見学申し込み
- ↑リンク先の「相談・見学をしてみる」タブをクリックすると、都道府県別に事業所の場所を確認することができます。
- 自分が無理なく通える範囲の事業所を探し、チェックボックスにチェックを入れます。
- 氏名や連絡先などの記入欄を埋めたら、「個人情報の取り扱いに同意して送信する」タブをクリックして送信します。
あとは、事業所から電話がかかってきて、見学日時の調整をして、見学日が決まります。
見学当日
約束の日時に事業所へ行くと、手の消毒と検温をした後に個室へ通されて、まずはアンケート用紙の記入をしました。記入が終わると、スタッフさんとの面談になります。
私の面談を担当してくれたスタッフさんは、聞き上手で優しい人だったので、和やかにお話しができました。スタッフさんからは、今までの職歴や、障害を発症した原因、今後の就労希望についてなどを聞かれました。話す内容については無理をせず、答えられる範囲で大丈夫です。
私から質問した内容としては、平均通所期間(どれくらいで就職して退所しているのか)や通所人数、就労職種(どのような職種に就いたのか)などを聞きました。事業所によって差があると思うので明記はしませんが、質問内容の参考程度にしてください。
話をしながら、パンフレットや卒業生からのメッセージ、月間予定表などの資料も渡されました。
お仕事復帰や自立を全力サポート | 就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)の強みは、
- 体調や体力に合わせて、週2日から通所を始められる
- 就職実績は2021年4月時点でおよそ1700人以上
- 90種類以上の多種多様なプログラムを用意し、1人1人に合わせた柔軟な対応が可能
- スタッフのサポートが充実している(面接時の同行や、主治医など関係先との連携がある)
- 定着支援を行っており、就労後も電話相談や企業訪問、面談が可能
- 就労後の職場定着率はおよそ89%(2020年4月~2021年3月の6か月定着の実績)
- ランチ応援制度(一部オフィスのみ)、通所交通費応援制度(月上限1万円)がある
などがありました。
また、平日だけではなく、毎週土曜日も開所しており、午前中は個別訓練以外の余暇活動(ゲームや運動など)をして、コミュニケーションを取っているそうです。
こうしたお話の後で、個室から出て、通所しているトレイニーさんの活動を少し見させていただきました。それから、月間予定表を見ながら体験通所日を決めて、1時間くらいで見学が終わりました。
体験通所は、月間予定表を見ながら、自分が関心のあるプログラムを受けてみるといいですよ。
↑リンク先の下部に、プログラムが一部載っているので、参考にしてみてください。
体験
オフィスへの入室は、30分前から可能でした。持ち物は、筆記用具と飲み物です。
- 10時:朝礼・ラジオ体操
- 午前のトレーニング:プログラムに参加する人もいれば、個別訓練に取り組む人もいました
- 12時~13時:お昼休憩
- 午後のトレーニング:プログラムに参加する人もいれば、個別訓練に取り組む人もいました
- 14時50分~:終礼、スタッフさんと1日の振り返り
オフィスへ行くと、まずは名札入りのネームストラップと個人ファイルを渡されました。名札の後ろにはバーコードリーダーがついていて、パソコンにかざすことで、出勤打刻、退勤打刻ができる仕組みになっていました。
個人ファイルの中身は、月間予定表や、利用ルールについてなどが入っていました。
オフィスに入ると印象的だったのが、みなさんが大きな声で挨拶をしてくださることでした。
席はフリーアドレスで、好きな席に座れました。着席した後は、斜め前に座っていた人が、後ろを向いて挨拶してくださいました。
オフィス内にはドリンクサーバーが設置されていて、無料で飲むことができるとスタッフさんが教えてくれました。
前方の壁には、携帯電話の使用可能時間を明記してくれていて(10時より前か、お昼休み以外は使わない)、口頭での指示が苦手な人に配慮されていました。
10時になると、スタッフさんが日直係となって朝礼が始まり、前方のホワイトボードに書かれた今日の予定を見ながら進みました。また、全体に向けて共有したいことがある人がいないか聞かれました。
それが終わると、コンディションチェックに入ります。3~4人で1グループになり、気分、体調、睡眠の3つの項目を、5段階評価で話します。この時に話したくなければ、「パスします」と言えば大丈夫です。
次にラジオ体操をしましたが、していない人もいたので、体調が良くない人など無理に参加しなくて大丈夫です。
それが終わると、午前のトレーニングです。プログラムに参加する人、個別訓練をする人に分かれます。例えば、パソコン研修を受ける人の隣で、個別訓練の人が仕分け作業をしていました。
個別訓練は、仕分け作業や、検品作業など、人によって内容は異なっていました。その人がどのような仕事に就きたいか(事務系なのか、清掃なのか、庶務なのか、など)や、個人の得意・不得意を知るために、まずは色々な訓練を試してみて、自分の事を知る目的もありそうです。
お昼休憩、午後のトレーニングの後は、終礼となり、全体共有事項がある人は話をします。また、明日の係担当を確認していました。係に対応できない時は、対応できない理由を伝えていて、断り方の練習をしていました。
事業所をおすすめできる人
他社だと、参加するプログラムや全体の予定が決められている場合がある
他の事業所では、基本的には全員が同じ行動スケジュールで動いている印象があるので、個別訓練の柔軟さは、就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk) | 首都圏38事業所展開が高いです。
まずは見学と体験通所をしてみて、自分がどう感じたのかを振り返ってみてください。
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