【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援は、「はたらく未来」を叶えるトレーニングを提供している就労移行支援事業所です。
私は見学&体験通所をしてみたので、事業所の様子をご紹介します。
特徴
障がいのある方への就労移行支援【パーソルチャレンジ・ミラトレ】は、総合人材サービス・パーソルグループの、パーソルダイバース株式会社が運営しています。
こちらの会社では、
障害者の就職・転職なら【dodaチャレンジ】も運営していて、こちらで培ったノウハウも活用しながら、連携をして就職活動をサポートしてくれます。
また、パーソルグループの特例子会社として障害者を雇用しており、グループ内外の企業からさまざまな業務を受託して行っています。
つまり、障害者の就労をサポートするところから、就業場所まで提供している、幅広く障害者を支える事業を行っている会社が運営している事業所になります。
見学
見学申し込み
- ↑リンク先の「相談・見学」タブをクリックして、フォームに記入していきます。
- 「個人情報に関する同意」にチェックを入れたら、入力内容を確認して送信します。
あとは、事業所から電話がかかってきて、見学日時の調整をして、見学日が決まります。見学前日になると、リマインドのメールを送って来てくれました。
見学当日
約束の日時に事業所へ行くと、手の消毒と検温、可能であればうがいをしてほしいとのことで、紙コップとうがい薬を渡されました。来所時のうがいは、他の事業所ではなかったので、より感染症対策に力を入れているなと感じました。
うがいを終えると個室へ通されて、個人情報に関する同意書のサインと、プロフィール用紙の記入をしました。プロフィール用紙は、氏名、年齢、生年月日、住所、希望職種などを記入するもので、記入が終わると、その内容を基に支援員さんとの面談になります。
支援員さんからは、今までの職歴や、障害を発症した原因、通院の頻度、今後の就労希望についてなどを聞かれました。話す内容については無理をせず、答えられる範囲で大丈夫です。
私から質問した内容としては、平均通所期間(どれくらいで就職して退所しているのか)や通所人数、就労職種(どのような職種に就いたのか)などを聞きました。事業所によって差があると思うので明記はしませんが、質問内容の参考程度にしてください。
話をしながら、パンフレットや月間予定表などの資料も渡されました。
パーソルチャレンジ・ミラトレの強みは、
- 運営会社が障害者の就職サポート~就業場所まで提供しており、豊富なノウハウを持っている
- 就職率はおよそ85%
- 各事業所の支援員さんが、通所中の人に必要なプログラムを考えて、月間予定を作成してくれる(拠点によってプログラムが異なる)
- コミュニケーションスキルを伸ばすためのプログラムが用意されている
- 1人1人に合わせた、最適な個別支援計画を作成してくれる
- 就職後も長く活躍できるよう、定着支援に力を入れており、2020年度の職場定着率はおよそ90%
- 実際の職場のような就労環境を整え、就労のイメージを持ちやすくしている
などがありました。
こうしたお話の後で、個室から出て、通所している利用者さんの様子を少し見させていただきました。それから、月間予定表を見ながら体験通所日を決めて、1時間くらいで見学が終わりました。
体験通所は、月間予定表を見ながら、自分が関心のあるプログラムを受けてみるといいですよ。
外部の人が講師をしてくださる特別講座が興味深かったです。
体験
体験前日になると、リマインドのメールが来ました。
当日は開始30分前から入室することができました。持ち物は、筆記用具と飲み物です。
- 10時:朝礼、ストレッチ
- 10時15分~12時:全体講座
- 12時~13時:昼休み
- 13時~15時30分:スキルアップトレーニング、疑似就労
- 15時30分~15時50分:日報入力、スタッフさんと1日の振り返り、清掃
- 15時50分~16時:夕礼
席は体験通所の人がまとまって座る机に案内され、ネームストラップと体験通所ファイル、体調確認シートを渡されました。体調確認シートに、体温を記入したり具合の悪い所がないかなどをチェックしたりします。
10時になると、利用者さんが日直を担当して、司会進行をしていました。今日の予定を確認した後、プロジェクターに動画を写してストレッチを行います。体調が良くない人などは、無理に参加しなくても大丈夫です。
それが終わると、午前中の講座になります。月間予定表に組まれた講座を全員で受けます。
昼休みの後は、履歴書を書いてみるなど、体験通所用のメニューを受けさせてもらいました。
事業所をおすすめできる人
就労移行支援以外にも、障害者のための転職・就職支援サービス、障害者雇用を行っている
dodaチャレンジという転職支援サービスや、障害者雇用を行っている会社なので、ノウハウは豊富です。それが、講座の質の高さにもつながっています。
事業所ごとに、支援員さんが利用者さんのことを考えて作成しているオリジナル
講座の内容は事業所で統一されているわけではなく、各事業所の支援員さんが、通所している利用者さんの特性や傾向を踏まえて、必要なものを考えて月間予定を組んでいるとお話がありました。
つまり、事業所ごとに、内容が異なるということです。その分、自分の課題に合った講座を受けられる機会が、他の事業所より増えます。
臨床心理士や精神保健福祉士など、専門資格を持っている支援員さんが在籍している
事業所によって差はあると思いますが、私が行った事業所では、支援員さんのおよそ半数は専門資格を持っている人でした。専門知識を持ってくれる人が支援してくれるのは、心強いですね。
まずは見学と体験通所をしてみて、活動内容が自分に合っているのかを確認してみてください。
就労移行支援事業所の概要については、こちらも参照してください↓
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