体調がいい日に、障害者手帳を活用して、外出してみませんか?
自分がどこへ行きたいと思うのか、何に興味があるのか、実際に行ってみて、どんなことを感じたのかなど、自分を知る手掛かりになると思います。
障害者手帳を提示することで、入館料が無料になる施設があります。
その中の1つ、東京国立博物館へ行ってきました。
東京国立博物館について
JR上野駅の公園口から、徒歩10分程度の所にあります。
資料館も含めると、7つの館がある、広大な博物館です(構内マップはこちら)。
今回は、本館の展示と、平成館で開催されていた特別展を見に行ってきました↓。
東京国立博物館の障害者割引について
公式サイトには、
障がい者とその介護者各1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
東京国立博物館 来館案内より引用
と記載があります。
今回の特別展は、一般の方は事前に日時指定ありのチケットを購入してから入館しますが、
障がい者とその介護者1名は無料。事前予約は不要です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」開催概要より引用
と記載があり、障害者手帳を持っている人は、事前予約なしで入館できます。
事前予約なしで入館できるのは、その日の体調によって行くか行かないかを決めたり、時間を調整できたりするので、ありがたいですね。
事前に日時指定のチケットを買っても、当日体調が良くなくて行けなかったり、指定時間に間に合わなかったりすることがありますから…。
障害者手帳を提示するタイミングは、3回ありました。
①正門で博物館に入場する時、②本館に入館する時、③平成館に入館する時です。
手帳を提示すると、「1人ですか?(付き添いはいませんか?)」と聞かれたので、「1人です」と伝えて入りました。
館内にはコインリターン式(100円硬貨を入れて鍵を施錠し、開錠するときに100円が返却される)ロッカーがあるので、展示室へ入る前に、ロッカーに荷物を預けて見るのもおすすめです。
特別展について
今回は、「東京国立博物館創立150年記念 特別展 国宝 東京国立博物館のすべて」が開催されていました。博物館所蔵の、国宝指定されている美術工芸品を見ることができました。
絵画、書跡、宝物、漆工、刀剣などが展示されていました(詳細はこちら)。
日時指定制ではありましたが、特別展は多くの人で賑わっており、それなりに混雑していました。
混雑しているのが苦手な人は、本館の方が空いていて、ゆったり展示が見られたのでおすすめです。
特別展は基本的に撮影不可でしたが、3か所撮影可能なポイントもありました。
それが、今回初お披露目の金剛力士立像2体と、見返り美人図です。
金剛力士立像2体を撮ってきました↓。見返り美人図は混雑していたので撮影できず…。
躍動感あふれる佇まいだけではなく、ライティングの影も素敵だなと思いました。
今回の特別展は、シナモロールや刀剣乱舞ONLINE、Noritake、Mika Pikazo(ミカ ピカゾ)など、いくつかコラボレーションしているキャラクターがあったので、グッズ売り場も盛況していました。
特別展の所要時間は、1時間以上あるといいかもしれません。
本館について
本館(日本ギャラリー)2階は、縄文時代から江戸時代まで、時代を追って展示する「日本美術の流れ」。国宝や重要文化財などの名品でたどる「ほんもの」の美術史をお楽しみください。1階は彫刻、陶磁、刀剣など、ひとつの分野の作品をじっくりご覧いただける分野別展示と企画展示で構成されています。
東京国立博物館 総合文化展一覧より引用
本館にも、様々な美術品が展示されていました。
私は刺繡が好きなので、着物の刺繍に見入ってしまいました。
こんな風にして、展示を見ることで、自分の目に留まる作品は何なのか、どうして気になるのかなどを掘り下げていくと、自分の好き・関心を見つけることができて、面白いと思います。
疲れた時の休憩場所
展示を見ているうちに疲れてしまった場合は、展示室内に着席スペースがあるので、そこで休むことができます。
それ以外にも、平成館1階には飲食可なラウンジスペースがあり、黒田記念館には上島珈琲店があります。
あとは、上野恩賜公園内にキッチンカーが出ていたり(ネオ屋台村を参照)、スターバックス(恩賜公園店)や、EVERYONEs CAFEなどがあったりします。
上野駅まで戻れば、コンビニなどもあります。
体調と相談しながら、お出かけしてみてください。
お出かけする時におすすめのガイドブック
私はこの本を見ながら、どこへお出かけしようか考えています。エリアごとに散歩コースが提案されていて、所要時間や距離も載っているので、行く時の参考になります。また、各所の休館日や営業時間の確認などもできるので、便利です。
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