人との付き合い方は、本との付き合い方と似ている
人付き合いって、色々ありますよね。
Gさん、最初は怖い人かと思っていたら、一緒にいるうちに優しい人だとわかったわ
こんな風に、最初の印象と、しばらく経ってから印象が変わる人もいます。
Hさん、あまり話さない人なのかなと思っていたら、野球好きの共通点があることがわかって、そこからよく話すようになったわ
少し話しただけでは、どういう人かわからないですよね。
このように、人と付き合う時と似ているな、と思うことが、本を読む時のことです。
人と本との対比
外見(表紙)
人:見た目だけで判断しない⇔本:表紙だけでは内容はわからない
中身(内容)
- 人:「この人はこういう人だ」と短時間で決めつけない⇔本:少し読んだだけで「この本はこういう本だ」と決めつけない
- 人:途中で思わぬ一面を見られることもある⇔本:途中で思わぬどんでん返しがくることがある
- 人:「この人にはこんな部分もあるんだ」と長い目で見る⇔本:読み終わるまで、感想は一旦保留
- 人:人によって、相手の印象は違う⇔本:読んだ感想、書評は人それぞれ違う
- 人:「この人から、どんなことが学べるかな?」と思って付き合う⇔本:「この本から、どんなことが学べるかな?」と思って読む
- 人:「この人のここはお手本にしよう」と参考にする⇔本:「この本の、ここは自分でもやってみよう」と実践するきっかけをもらう
- 人:「この人の、ここの部分は自分とは違う意見だな」と自分を振り返る参考にする⇔本:「この本の、ここの部分は自分にはわかるな」と自分の知識・感覚を確認する参考にする
- 人と本に共通:自分が知らないことを教えてもらえる
- 人:親しくする人もいれば、そうではない人もいる⇔本:何度も読む本もあれば、最後まで読み終えない本もある
- 人:一緒にいると、楽しくてあっという間に時間が過ぎる人もいる⇔本:面白くて、夢中になって一気に読んでしまう本もある
- 人と本に共通:喜怒哀楽を刺激される
- 人:自分にはよく理解できない人もいる⇔本:自分にはよくわからない本もある
- 人:一緒にいると落ち着ける人もいる⇔本:自分にとってお気に入りの本もある
人付き合いでモヤモヤした時、本に例えて視点を変えてみる
人と付き合っていると、モヤモヤした気持ちになることがありますよね。
そんな時は、本に例えて考えてみると、面白いかもしれません。
あー、もう、Lさんと話してるとイライラする!
どうしたの?
Lさんに「△時までに○○しておいてね」って言ったのに、終わってなかったの。
しかも、「これの他に◇もしてて、△もしてて」って言ってきて…。
あの人、いつも言い訳するのよね。
いつも言い訳するの?
あっ…ううん、違うわ。
素直に「ごめんなさい。今度から気を付けるわ」って言う時もあるわ。
決めつけちゃダメね。
そうだね。
私、この前、本を読んでいた時もそうだったの。
つまらないと思って読んでた本が、途中から面白くなってきて…。
勝手な決めつけは良くないなって反省してたんだ。気を付けるわ。
まとめ
人との付き合い方は、本を読む時のように
視点を変える手立てとして、ふとした時に使ってみてください。
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